台風一過と御中元
日々雑感5月頃から6月終わり頃まで続いた大漁が嘘のように、ここ数週間はシラスもほとんど獲れず、台風の影響もあり船自体出漁を見合わせる日が続きました。
そして本日も出漁はしましたが魚探に反応が無かったようで、網を海に入れることなくしらす船は帰港となりました・・・
それでも、有難いことに「御中元」商品の注文を大量にいただいております。
釜揚げしらすが出来次第、順次発送させていただきます。
「釜揚げしらす・しらす干しセット」¥3,000-(送料込)や「釜揚げしらす・釜揚げ桜海老セット」¥5,000-(送料込)が人気です。
また、釜揚げしらす、しらす干しと各種自家製干物をセットにするのもお勧めです。自家製干物は数と種類に限りがありますのでお早目のご注文をお願いします。もちろん、ご希望の予算内で詰め合わせることも可能ですので店員にお申し付けください。
藤田水産御前崎海鮮なぶら市場店では、釜揚げしらす・しらす干し・自家製干物・塩蔵品・塩干品など各種取り揃えて皆様のお越しをお待ちしております。
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愛用の道具紹介
日々雑感最近ちょこちょこと「どんな包丁で捌いてるの?」と聞かれることがありまして、ブログのネタに使わせてもらおうかと・・・
写真に写ってる包丁、干物を作るときに最もよく使っているモノです。刃長12cm程度。厚みは柳葉包丁より薄く両刃です。
お値段なんと驚愕の・・・1500円。
地元の産業祭で熊本県からの出店があり、そこで購入しました。値段の割に切れ味も良く、研ぎ直しも簡単です。
サバ、カマス、金目鯛、クロダイ、イサキ、コノシロ、トビウオなど、大きさや形の違う魚ですが全てこの包丁一本で済んでしまいます。
お店の人いわく「熊本ではだいたいこの包丁(捌き包丁と呼ぶらしい)で全て捌いてます」という言葉通りです。
ほぼパーフェクトな一品ですが、一つだけ難点が・・・
クロダイや金目鯛などの幅広な魚を捌くとき、気を付けていないと背びれ等が指に刺さること。
刃長が短いので仕方ありませんが、中骨から身を剥がすとき、包丁を奥に突っ込むときにグサリとやられます。それと、あまり大きな魚、長い魚は無理です、うまく捌けません。
しらす漁が禁漁時期に干物を造り貯めしなければいけないので、日々使い込んでいます。おかげで柄部のカバー(?)がカタカタ言いだしたのでビニールテープで補強してあります・・・
そんな雑な扱いでも良い働きする「実戦主義の道具」です。
藤田水産御前崎海鮮なぶら市場店では、御前崎港で水揚げされた魚を使った自家製干物を各種用意して皆様のお越しをお待ちしております。