愛用の道具紹介
日々雑感最近ちょこちょこと「どんな包丁で捌いてるの?」と聞かれることがありまして、ブログのネタに使わせてもらおうかと・・・
写真に写ってる包丁、干物を作るときに最もよく使っているモノです。刃長12cm程度。厚みは柳葉包丁より薄く両刃です。
お値段なんと驚愕の・・・1500円。
地元の産業祭で熊本県からの出店があり、そこで購入しました。値段の割に切れ味も良く、研ぎ直しも簡単です。
サバ、カマス、金目鯛、クロダイ、イサキ、コノシロ、トビウオなど、大きさや形の違う魚ですが全てこの包丁一本で済んでしまいます。
お店の人いわく「熊本ではだいたいこの包丁(捌き包丁と呼ぶらしい)で全て捌いてます」という言葉通りです。
ほぼパーフェクトな一品ですが、一つだけ難点が・・・
クロダイや金目鯛などの幅広な魚を捌くとき、気を付けていないと背びれ等が指に刺さること。
刃長が短いので仕方ありませんが、中骨から身を剥がすとき、包丁を奥に突っ込むときにグサリとやられます。それと、あまり大きな魚、長い魚は無理です、うまく捌けません。
しらす漁が禁漁時期に干物を造り貯めしなければいけないので、日々使い込んでいます。おかげで柄部のカバー(?)がカタカタ言いだしたのでビニールテープで補強してあります・・・
そんな雑な扱いでも良い働きする「実戦主義の道具」です。
藤田水産御前崎海鮮なぶら市場店では、御前崎港で水揚げされた魚を使った自家製干物を各種用意して皆様のお越しをお待ちしております。
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